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おっさん日記(旧司法書士受験日記)

スキー&スノーボード2004-2005

今後の製造業

 昨日は5時間半。刑法、民法、商法・会社法、供託、商登法、不登法、書式。
民法の勉強が少しだらけている。このままで行くと、今年の会社法の二の舞になりそうなので、本日からまた気を引き締めて勉強しよう。

 日本の製造業は今後どうなっていくんだろう?今中小零細企業の原材料費も高騰してきている。ここ数年で40%くらいアップしている。一方で、その価格が製品価格に反映されているかといえばそんなことは無く、逆に下がっている状況だ。
 私は、卸売業なので、メーカーの製品値上げを客先にお願いする以外に自社で吸収ということはできない。そのお願いをするたびに、「製造業、特に中小零細は割に合わない」と思ってしまう。が、日本の企業の大半が中小零細が占めている中軽視はできない。とはいっても、会社法施行以来、一部の大企業と中小零細とのギャップがどんどん開いている。会社法を勉強していなかったら、何故か分からなかっただろう。
 ~物を仕入れて外注に出して自社で製造して~この仕組みで経営なんて私にはとてもできない。はやり、法律をはじめ世間の人にはわかりにくいツールを自分で勉強して、これで金儲けするほうがいいに決まっている。こんなこと、取引先の社長に言ったら、「お前は楽して稼ごうとしている」なんていわれかねないが、決してそんなことは無い。楽して勉強して理解できるはずが無い。違いは体を使うか使わないかの違いだけ。原材料を仕入れるか、本を仕入れるかの違いだけ。
 それに私には製造業のノウハウも知識も何も無い。人脈も無い。興味もまったく無い。まさにないないだらけ。だから、法律で稼ごうと思っている。取引先の社長は上記の3つを兼ね備えている。だから製造業を経営していこうと思ったのだろう。
 先に日本の中小零細の経営悪化は軽視できないと書いたが、もう遅い。もう格差社会の入り口にさしかかっているんだから、これから逆行していくことはまず考えられない。製造業の衰退はやがて雇用の減少につながりひいては「格差社会」が一層進んでいく。
 申し訳ないがあと10年もしたら、今の中小零細で残っているところはごく一部に限られるだろう。日本の社会が大きく変革するだろう。
 そのときに勝者=格差社会の上層となるか敗者=低層は、それぞれの人が持っている先を見るビジョンによってかわってくる。
 中層はいない。勝ちか負けかだけだ。
 試験も一緒だな。合格か不合格か。中間は不合格と一緒。

 10年後に今の自分を振り返って、笑いながら酒を飲んでいる姿が思い浮かぶ。
 
 がんばろう!
 
by syu5758 | 2007-10-02 10:13 | Trackback | Comments(1)
Commented by syu5758 at 2019-02-08 16:45
10年後のお前は、独立して笑いながら酒を飲んでるよ。
素晴らしい顧客に恵まれてね。
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兼業受験生時代の記録
by イケ
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